わたしは、2年ほど前にも一度マッサージ店で働いていたことがあるのですが、その時のお客様とSMについてお話しする機会がありました。
その頃ちょうど、村上龍の『2days4girls』という小説を読んでいる途中で、作中に出てくるSMにまつわる一節についてお話したのを覚えています。
そこに書かれていたことをざっくり要約するとこんな感じです。
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人は生まれたときから、「受け入れがたい現実」と向き合って生きている。
乳児は母親に依存しているが、母親は常にそばにいるわけではない。この矛盾を受け入れていくことが、成長につながる。
ただ、それを受け入れられない場合、
「本当に望めば母は戻ってくる」「世界は自分の思い通りになる」といった形で、現実を自分に都合よく捉えようとする。
SMプレイは、こうした心の仕組みを疑似的に再現したもの。
サディストは相手を支配することで全能感を得て、マゾヒストは苦痛に耐えて認められることで達成感を得る。
そしてこの関係では、
SはMが望む達成感に寄与し、MはSが望む全能感に寄与する、という形で、達成感と全能感が互いに交換され、循環していく。
ただしそれは、あくまで約束や演技の中で成り立つもので、一時的な満足にとどまる。
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一言でいうと、
人は現実の矛盾を受け入れることで成長するが、矛盾を受け入れられないまま大人になると、人はそれを歪んだ形で補おうとする。
SMはその一時的な代替にすぎない。
ということが書かれていました💡
ドSとドMは表裏一体、端っこと端っこはワープで繋がっている、なんてよく言われますが、
この一節を読んだとき、個人的にはすごく腑に落ちました💭
ところで、今日の写メ日記の写真は当時のお客様がおすすめしてくれた、村上龍の『トパーズ』という短編集です。
夜職の世界があまりにリアルに描かれて、自分の知らないSMの一面を覗くような感覚もあって、とっても面白いです😳
もしSMに興味がある方は、『2days4girls』や『トパーズ』を読んでみると面白いかもです💕
#私の好きな●● #雑記 #本日出勤です































































































12:00 ~ 19:00


























