よくよく調べてみると、鋼の錬金術師って想像以上に史実に基づいた作品なのですね...!
物語の中で、シン国の錬丹術が登場しますが、実はこれ、中国で実際に信じられていた神仙思想に由来するものらしいのです💡
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道教の神仙思想
神仙思想とは、紀元前3世紀頃、中国の山東半島を中心に広まったもので、「仙人は実在し、人間も仙人になれる」とする思想のことです。
4世紀には、晋の時代の学者が著した『抱朴子(ほうぼくし)』の中で、不老不死に至る方法として、
・身体を整え寿命を延ばす「養生術」
・丹や金丹という薬を服用する「錬丹術」
の2種類があると記されています。
この神仙思想は、後に道教へと取り入れられ、民間にも広く浸透していったそうです。
さらに、紀元前221年に中国を統一した秦の始皇帝も、不老不死の妙薬を求めて、各地へ使者を送っていたといわれています。
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ハガレンでは電話機や自動車が登場するため、時代背景は近代のヨーロッパだと予想できます。
そこに、古代から中世にかけて発展した錬金術と、古代中国で研究されていた錬丹術も織り交ぜて、世界観を広げているところに、ハガレンの面白さがあるのかもしれません💫
そしてここから、わたしが最近知って驚いた、ハガレンに関係する新事実についてお話しします😳
ノンフィクション作家・高野秀行さんの『アヘン王国潜入記』という作品を読んでいたところ、錬丹術にまつわるさらに興味深い記述を見つけてしまいました!
この本では、中国で不老不死の妙薬として追い求められた「金丹」と、アヘン文化との関係についての考察が紹介されていました。
中国において、アヘンの丸薬が小さな金丹のようなものとして扱われていた時代があったことが示唆されていたんです。
(ただし、基本的には丹は水銀などを調合して作られていた)
さらに、東洋の錬丹術が西へ伝わり、西洋の錬金術にも影響を与えた可能性があるとも書かれていました...!(錬金術の起源については諸説あり)
ということは!
錬金術によって生み出されるとされた賢者の石ですが、時代によっては「アヘン=賢者の石」として捉えられていたことがあったのかもしれません🤔
でもそれはそんなに不思議なことではなくて、科学技術が発展していない時代に、アヘンの苦痛を忘れさせる力が、生を超越する効能として理解されていたとしても、おかしくはないですよね!
錬金術や錬丹術について調べれば調べるほど、漫画みたいな世界観を現実の人間たちが本気で追い求めていた時代があるという事実に驚かされます笑
まだまだ奥が深そうなので、これからも調べてみたいな💭
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